占星術師の独り言9 自分の持つ才能『トライン』は自覚しておくべき
- Shiina Renko
- 2023年8月3日
- 読了時間: 1分
数ある占星術の要素の中で、最も自然にかつ無自覚で発揮している能力があります。
それは人の反応傾向を見るアスペクトの中の「トライン」と呼ばれるもの。
下の図の中にある△マークがトラインと呼ばれる配置で、これは互いに相性が良くて心地よい状態を表しています。

例えば月のマークと火星♂のマークの交点に、△が来ていると思います。
月は内面や欲求を表し、火星は自分自身を外に打ち出そうとするエネルギーを表します。つまり「積極性や感情面の強さ」などの意味となります。
この方は月が魚座、火星が蠍座に来ていますので
「相手を深く理解して、情感に訴えかける力が強い。自覚なしに相手の深い所まで切り込もうとする」
そんな人だと言えます。無自覚ということは一種の才能にもなりますが、度が過ぎると嫌がられる事もあるので一概に良いとは言えません。
ただ、これは人から言われて気がつくことが多いです。自分の意志で行っているわけではないので、指摘されて初めて「そういえばそうだったかも...」となるものです。
自分を見つめ直すというのは、気づくという行為。それが占星術を通すと目に見えてわかるわけですから、面白いツールだなと改めて感じます。
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