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占星術師の独り言9 自分の持つ才能『トライン』は自覚しておくべき

数ある占星術の要素の中で、最も自然にかつ無自覚で発揮している能力があります。


それは人の反応傾向を見るアスペクトの中の「トライン」と呼ばれるもの。


下の図の中にある△マークがトラインと呼ばれる配置で、これは互いに相性が良くて心地よい状態を表しています。


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例えば月のマークと火星♂のマークの交点に、△が来ていると思います。


月は内面や欲求を表し、火星は自分自身を外に打ち出そうとするエネルギーを表します。つまり「積極性や感情面の強さ」などの意味となります。


この方は月が魚座、火星が蠍座に来ていますので


相手を深く理解して、情感に訴えかける力が強い。自覚なしに相手の深い所まで切り込もうとする


そんな人だと言えます。無自覚ということは一種の才能にもなりますが、度が過ぎると嫌がられる事もあるので一概に良いとは言えません。


ただ、これは人から言われて気がつくことが多いです。自分の意志で行っているわけではないので、指摘されて初めて「そういえばそうだったかも...」となるものです。


自分を見つめ直すというのは、気づくという行為。それが占星術を通すと目に見えてわかるわけですから、面白いツールだなと改めて感じます。

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