top of page

占星術師の独り言8 冥王星と「死」の影響

人の死というのは、いつの時代も大きな影響を与えます。ここ数年は特に著名人の死亡報告が相次ぎ、「え?また?」と言わんばかりの頻度で報道されていました。


占星術において、これは「冥王星期」と呼ばれています。全てにおいて、寛容で許せるようになる海王星期を超えた先...つまり「死後の世界」になります。


冥王星には「死、破壊と再生、抑圧、極限」といった意味があります。かつては太陽系の1つとして数えられていましたけど、2006年に準惑星に降格してからは身を潜めるようになりました。


亡くなってから影響力を与える...というのは昔からよくあることです。画家のゴッホや音楽家のバッハ等は、亡くなった後で評価され始め、今では偉人として教科書等にも載っています。


「破壊と再生」とは、「大きな影響は与えるけど、私達の中で行き続ける」という意味を持つのだと考えています。フェニックスのようなものですね。


敬愛する方の死は大変悲しいものですが、死はいつかは必ず訪れるもの。感謝の気持ちを持って、自分の心に焼き付ける。心の中で一生生き続ける存在になるのです。

最新記事

すべて表示
占星術師の独り言11 恋愛はエンタメ、結婚は契約

恋愛と結婚は別物。 一言で表すとしたら、恋愛は「エンタメ」で結婚は「契約」です。 恋は何度でも経験していいものなのですが、その中でも「この人を一生大切にしたい」と思って交わす契約が結婚なのです。年収がいい、容姿がいいと言う理由で安易に契りを交わすと、後々自分に返ってくること...

 
 
 
占星術師の独り言10 幼い子供は本能に忠実

子供はとても純粋で、自分が嫌と思うものは嫌とハッキリいいます。子供だからひと括りにするのではなく、「無意識的な欲求が育つ時期」という考えを持つもいいでしょう。 占星術における年齢期という考えに沿うと、だいたい7歳位までで「こうしてると落ち着く・心地がいい」という状態が形成さ...

 
 
 

Comments


bottom of page