占星術師の独り言8 冥王星と「死」の影響
- Shiina Renko
- 2023年8月2日
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人の死というのは、いつの時代も大きな影響を与えます。ここ数年は特に著名人の死亡報告が相次ぎ、「え?また?」と言わんばかりの頻度で報道されていました。
占星術において、これは「冥王星期」と呼ばれています。全てにおいて、寛容で許せるようになる海王星期を超えた先...つまり「死後の世界」になります。
冥王星には「死、破壊と再生、抑圧、極限」といった意味があります。かつては太陽系の1つとして数えられていましたけど、2006年に準惑星に降格してからは身を潜めるようになりました。
亡くなってから影響力を与える...というのは昔からよくあることです。画家のゴッホや音楽家のバッハ等は、亡くなった後で評価され始め、今では偉人として教科書等にも載っています。
「破壊と再生」とは、「大きな影響は与えるけど、私達の中で行き続ける」という意味を持つのだと考えています。フェニックスのようなものですね。
敬愛する方の死は大変悲しいものですが、死はいつかは必ず訪れるもの。感謝の気持ちを持って、自分の心に焼き付ける。心の中で一生生き続ける存在になるのです。
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